おもちゃの病院
- keipyan
- 2018年3月9日
- 読了時間: 3分
トイピアノの修理はよくするのですが
基本的に機械音痴なので
電気系統おもちゃは慣れた方にお任せした方が
破壊せずにすむので
おもちゃの病院に行ってきました🤗
おもちゃの病院はネットでも受けて下さる所もあて
以前、シンバルモンキーを2匹
入院させて綺麗に直して貰いました。
修理代は無料で部品代、送料のみでした。
手間と経験技術を駆使しての修理……
無料なのは本当に申し訳ないので
モンキーを入院させる時に地元のお菓子も
気持ちで入れておきました。
定年退職したおじさまが
ボランティアでおもちゃのお医者さんをされている事が多いようです。
そんなおもちゃ愛に溢れるお医者様は
全国にいるらしく
地元香川県では高松空港横のさぬきこどもの国で
月に一度第1日曜日に「おもちゃの病院」が開院されているのを知り
行ってきました。

持って行ったのは最近お迎えした
アメリカのFisher Price のテレビの形をしたオルゴール2つ。
(凄く可愛いくて写真を撮り忘れてる)
ネジを巻いてオルゴールを鳴らすと
テレビ画面のスクリーンも動くもの。
1960年代のもので、外見もいい具合にくたびれている。
外見のくたびれは歴史を感じるからいいんだけど
オルゴールが止まりそうなくらい遅い🤣
曲が終わるのに数時間かかっちゃう。
ネットで検索したら
オルゴールの中のパーツを変えれば、
速さは回復するらしい。
んー
自分でするのも考えたけれど
ネジ外すだけでも一苦労な感じ。
パーツ探しや修理にも不慣れな私には時間かかりそう。
今は少しでも時間があれば、
4月の演奏会の準備や練習がしたいので
ここはやはりお医者さんにお願いしよう!
病院に到着すると
エプロンをしたダンディおじさまお医者さんが3人いらっしゃった。
ラジコンカーやゴジラを抱えて必死にオペをしている。
なんとも…微笑ましい。
持ち主の子どもたちの笑顔の為に。
大人の私が修理に出すのが申し訳ないと思いつつ
受付をしながら患者(オルゴール)を見せる。
お医者様が、ひっくり返したりしながら問診。
「これはー……日本のじゃないですね
かなり古いものでしょ?」
はい、そうなんです。
使いたいのが子どもじゃなくて
大人の私なので申し訳ないのですが……
「いえいえ、いいんですよ😊
これは分解するのがネジじゃなくて釘なので
釘を外す時に表面に傷が入ってしまうかもしれないけど大丈夫ですか?」
私が分解したら破壊しそうだし
元々古いものなので
少々の傷は構いません🤗
「出来るだけ傷がつかないように気をつけますが、このタイプは難しいので。
こういう古いものこそ大事にしないとねー」
😭なんとも暖かい気分にさせてくれます
お医者様
この日は入院患者(おもちゃ)が結構あるとかで
私のオルゴールは
1ヶ月の入院させる事にしました。
来月、退院です。
ちょうど来月の病院開院日は演奏のお仕事で行けないので
父に引き取りをお願いしました。
その時、お医者様たちにつまんで貰えるようなお菓子でも託そう🤗
ボランティアで治療されてるお医者様。
長く続けて欲しいので、ずっと元気でいて欲しいです。
